公務員は同人活動をしてはいけないのか?

 今回は「公務員は同人活動をしてはいけないのか?」という話題についてお話してみたいと思います。

 このブログ記事がこれから公務員を目指しているけど同人活動も両立したい方に役立てば幸いです。

 

 私は大学時代から2次創作同人誌を書くことを趣味にしており、就活の定番の質問である「学生時代に頑張ったこと」をすべて同人活動を話題の軸として回答していました。しかし、公務員試験を受けるときにふと疑問に思ったことがありました。

「公務員の副業って禁止らしいけど、それって同人活動も含まれるのかな?」

 度々ニュースなどで同人誌を制作している公務員の方が懲戒処分を受けているという話を聞いていたこともあり、少し及び腰になっていました。そこで、採用後人事の方に相談をし、人事の方の回答をいただきました。自治体によって扱いが異なる可能性が高いので人事の方に確認するのをお勧めします)

 

私が採用された自治体の場合では、

「金銭のやり取りが1円でも発生するものであれば副業とみなす」

「副業許可書を提出する場合に同人活動について説明する書類を添付すること」

「勤務時間外に活動をする場合は問題ない」

「発生した利益に関しては確定申告を行い、結果を人事に提出すること」

この4点を守り、人事に報告を行っていれば同人活動は認められるとのことでした。

 

公務員の副業として、同人活動を想定している可能性はあまりないためどのような活動なのかを別途書類として提出をしなければならなかったのですが、私はこのような手順を踏むことで同人活動をする許可を得ることができました。

 

将来公務員を目指している方で、同人活動を行いたい場合は人事の部署の方など、副業の許可に関する部署にあらかじめ相談しておくのが良いと思います。